クラウド・AWSの情報メディア SKYARCHのITあんちょこ https://www.skyarch.net/column Thu, 03 Mar 2022 06:50:40 +0000 ja hourly 1 https://wordpress.org/?v=5.8.2 https://www.skyarch.net/column/column2020/wp-content/uploads/2020/06/cropped-noimg-32x32.png クラウド・AWSの情報メディア SKYARCHのITあんちょこ https://www.skyarch.net/column 32 32 AWSの認定資格取得への最短経路? スカイアーチネットワークスで実施する認定資格合格プログラムご紹介 https://www.skyarch.net/column/aws%e3%81%ae%e8%aa%8d%e5%ae%9a%e8%b3%87%e6%a0%bc%e5%8f%96%e5%be%97%e3%81%b8%e3%81%ae%e6%9c%80%e7%9f%ad%e7%b5%8c%e8%b7%af%ef%bc%9f%e3%80%80%e3%82%b9%e3%82%ab%e3%82%a4%e3%82%a2%e3%83%bc%e3%83%81/?utm_source=rss&utm_medium=rss&utm_campaign=aws%25e3%2581%25ae%25e8%25aa%258d%25e5%25ae%259a%25e8%25b3%2587%25e6%25a0%25bc%25e5%258f%2596%25e5%25be%2597%25e3%2581%25b8%25e3%2581%25ae%25e6%259c%2580%25e7%259f%25ad%25e7%25b5%258c%25e8%25b7%25af%25ef%25bc%259f%25e3%2580%2580%25e3%2582%25b9%25e3%2582%25ab%25e3%2582%25a4%25e3%2582%25a2%25e3%2583%25bc%25e3%2583%2581 Wed, 02 Mar 2022 03:26:38 +0000 https://www.skyarch.net/column/?p=4642  これまでAWSの認定資格について前編・後編にわたってお伝えしてきました。 前編https://www.skyarch.net/column/aws%e6%b4%bb%e7%94%a8%e3%81%ab%e3%81%af […]

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 これまでAWSの認定資格について前編・後編にわたってお伝えしてきました。

前編https://www.skyarch.net/column/aws%e6%b4%bb%e7%94%a8%e3%81%ab%e3%81%af%e8%aa%8d%e5%ae%9a%e8%b3%87%e6%a0%bc%e5%8f%96%e5%be%97%e3%81%8c%e4%b8%80%e7%95%aa%e3%81%ae%e8%bf%91%e9%81%93%ef%bc%9f%e3%80%80%e8%b3%87%e6%a0%bc%e3%81%ae/

後編 https://www.skyarch.net/column/aws%e6%b4%bb%e7%94%a8%e3%81%ab%e3%81%af%e8%aa%8d%e5%ae%9a%e8%b3%87%e6%a0%bc%e5%8f%96%e5%be%97%e3%81%8c%e4%b8%80%e7%95%aa%e3%81%ae%e8%bf%91%e9%81%93%ef%bc%9f%e3%80%80%e8%b3%87%e6%a0%bc%e3%81%ae-2/

にわたってお伝えしてきました。様々な認定の種類・勉強方法を説明してきましたが、最後に、エンジニアのみならず営業、総務、人事、経理など含め全社員の6割超が認定取得済みであるスカイアーチネットワークスが実施する、認定対策プログラムについてご紹介していきます。

スカイアーチの認定資格合格プログラムの実績は?

  資格試験の合格に向けて、受験者が気になるのは、勉強するツールやプログラムの分かりやすさ、合格率や理解のし易さといった成果ですよね。最初にスカイアーチの認定資格合格プログラムを使った実績をお伝えします。

 冒頭でも触れた通り、当社の全社員のうち6割超がAWSのなんらかの認定試験に合格しています。受験者(当社社員、スカイアーチネットワークス関連会社社員)の属性は、AWS以外のエンジニアはもちろん、未経験エンジニア、文系卒、営業職、人事などバックグラウンドも職種も多岐にわたります。それでもAWSをメインとした事業に全員がなんらかの形で関わるため、全員が関わる福利厚生制度として資格試験取得奨励制度があり、その中にAWSの各種認定資格がリストアップされています。

 当社の認定資格合格プログラムは、プログラムとして体系だって整理されるまでは、当社顧問による研修や、エンジニア部門内での勉強用資料などと様々な形で社内にノウハウが散財していました。それらが整理されたのが2021年です。

 実際にこのプログラムが運用されてから合格率は向上しており、なんと入門編にあたるAWS認定クラウドプラクティショナーにおいては、合格率100%を継続しています!

 以下では高い合格率を誇る当社の認定資格合格プログラムの特徴をお伝えしていきます。

スカイアーチが考える、AWS認定取得のためのプログラムに対する考え方

なぜ当社が運営するプログラムが高い合格率を叩き出しているのか。その答えはプログラムを作る考え方にあります。

考え方その1:「ETLツール」としてのAWS認定取得プログラム

 「ETLツール」とは、次の3つの英語の頭文字からとった名称です。

Extract:世にあふれているAWS情報から認定取得に必要なものを抽出

Transform:難解なIT用語やAWSサービスなどをわかりやすく変換

Load:未経験者などに理解しやすいように配信

 AWS認定取得は、誰でも受けられるものです。したがって未経験者含めて分かりやすく、一方で経験者でも使いやすいようなプログラムの内容にするため、ETLの考え方をもとにプログラムを組み立ています。

考え方その2:知識は知識、技術は技術と割り切り、別々の学習プランを立てる

 認定資格の学習は、知識をつけるものです。知識を使う技術は別途習う必要があります。当たり前と思うかもしれませんが、案外切り分けをせず、どちらも一挙に習得したいと思う人が多いものです。車の運転免許を取得するのに、技能実習中、道路交通法を学んだり、標識を学んだりはしませんよね? 当社の認定資格プログラムも同様に、技術習得とは分け、知識を学ぶことに集中した内容となっています。

スカイアーチのAWS認定取得プログラムの特徴

 2つの考え方をもとに作られたプログラムは、次のような特徴を持っています。

特徴1:インプットだけではなく、アウトプットを意識したトレーニングプログラム

ラーニングピラミッドの概念を採用し、受講者がアウトプットする場を設けることで、学習定着率の向上を図っています。具体的にはプログラム内には、AWSの各種サービスを初心者にもわかりやすく伝えられる説明を受講者自身で考え、発表する機会が組み込まれています。

特徴2:「あなたの側で、あなた以上に考える」トレーナー陣

 当プログラムには確かな知識をもつ講師(AWS Authorized Instructor、通称AAI、AWS認定講師)が在籍しています。エンジニア出身の講師だけでなく、教育分野で活躍してきた講師もバランス良く在籍しており、効率的に知識をインプットするだけでなく、学習モチベーションの維持・向上もサポートします。加えて講師含めた受講者同士のコミュニティを運営しています。コミュニティのチャットツールでいつでも質問、相談が可能です。

特徴3:豊富な学習ツール

 過去、数々のAWS認定試験を受けてきた講師による、未経験車にも分かりやすい資料や独自の練習問題ほか、これまでの受講者のログや受験体験記がコミュニティ内でシェアされています。最新の受験情報が身近で手に入る環境を用意しています。

 スカイアーチのAWS認定取得プログラムの特徴について知っていただけましたか? 最後にプログラム受講方法についてお伝えします。

 プログラムは現在、スカイアーチグループ社内限定で公開しています。しかし2022年4月頃から外部の方にも受講いただけるようプログラムの開発を進めている最中です。ぜひ最新情報をお待ちください。

 また、現在開講しているのはAWS認定クラウドプラクティショナー、AWS認定ソリューションアーキテクト-アソシエイトの2種類のみですが、今後プログラムは拡充予定です。こちらもブログやメルマガで最新情報を発信しているのでぜひチェックしてください。AWS認定取得にチャレンジする方をスカイアーチは応援します。

>>AWS資格についての動画での解説はこちら

>>AWS導入無料相談はこちらから

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AWS活用には認定資格取得が一番の近道? 資格の全体像と学習方法大解剖 – 後編 https://www.skyarch.net/column/aws%e6%b4%bb%e7%94%a8%e3%81%ab%e3%81%af%e8%aa%8d%e5%ae%9a%e8%b3%87%e6%a0%bc%e5%8f%96%e5%be%97%e3%81%8c%e4%b8%80%e7%95%aa%e3%81%ae%e8%bf%91%e9%81%93%ef%bc%9f%e3%80%80%e8%b3%87%e6%a0%bc%e3%81%ae-2/?utm_source=rss&utm_medium=rss&utm_campaign=aws%25e6%25b4%25bb%25e7%2594%25a8%25e3%2581%25ab%25e3%2581%25af%25e8%25aa%258d%25e5%25ae%259a%25e8%25b3%2587%25e6%25a0%25bc%25e5%258f%2596%25e5%25be%2597%25e3%2581%258c%25e4%25b8%2580%25e7%2595%25aa%25e3%2581%25ae%25e8%25bf%2591%25e9%2581%2593%25ef%25bc%259f%25e3%2580%2580%25e8%25b3%2587%25e6%25a0%25bc%25e3%2581%25ae-2 Fri, 18 Feb 2022 10:52:07 +0000 https://www.skyarch.net/column/?p=4649  本記事の前編ではAWSの資格の有用性や取得するメリットについてお伝えしていきました。https://www.skyarch.net/column/aws%e6%b4%bb%e7%94%a8%e3%81%ab%e3%81 […]

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 本記事の前編ではAWSの資格の有用性や取得するメリットについてお伝えしていきました。https://www.skyarch.net/column/aws%e6%b4%bb%e7%94%a8%e3%81%ab%e3%81%af%e8%aa%8d%e5%ae%9a%e8%b3%87%e6%a0%bc%e5%8f%96%e5%be%97%e3%81%8c%e4%b8%80%e7%95%aa%e3%81%ae%e8%bf%91%e9%81%93%ef%bc%9f%e3%80%80%e8%b3%87%e6%a0%bc%e3%81%ae/

後編では11種類ある資格の難易度やそれぞれカバーする知識領域についてお伝えしていきます。どんな資格があるのかを知っていただき、受験の参考にしていただければ幸いです。

AWS認定資格の種類と難易度

AWS認定試験はどのような種類があり、それぞれどの程度の難易度なのでしょうか。

以下の段落で2021年12月現在の資格を総ざらいしていきます。

AWS認定資格は11種類

 AWS認定資格は2021年12月現在、全部で11種類存在しています。昨年、一時12種類に増えたこともありましたが、AWS認定資格の種類はAWSのサービスの多様化やITの流行にあわせて増減することがあります。内容は、入門、アソシエイトレベル、プロフェッショナルレベル、専門知識など、難易度や分野に分かれています。

 それぞれどのような資格なのかを解説していきます。

1種類の入門的な資格

 入門的な資格として『AWS 認定クラウドプラクティショナー』があります。

AWSのそれぞれのサービスが、大まかにどのような機能を持っているかの理解が問われます。問題文も長くなく、難易度も一番低いので入門試験として最適です。受験料は11,000円(税抜)です。

 かつて有料の模擬試験がありましたが現在では廃止され、AWS Certification Official Practice Question Setsという無料の練習問題集が公開されています。

3種類のアソシエイト資格

 次に、アソシエイトレベルの試験が3つあります。

  1. AWS認定ソリューションアーキテクト – アソシエイト
  2. AWS認定 SysOps アドミニストレーター – アソシエイト
  3. AWS認定 デベロッパー – アソシエイト

 いずれも実務経験が1年以上ある担当者を想定して試験問題が作成されていますが、実務経験がなくても受験は可能です。

 受験料は15,000円(税抜)です。また、アソシエイト試験はすべて練習問題集が用意されています。下記でそれぞれの内容についてもう少し詳しく見ていきましょう。

1. AWS認定ソリューションアーキテクト – アソシエイト

 可用性やコスト効率といった、システム設計に関する能力を問われます。

AWS認定試験の中では、参考書も最も多く出版されており、取り掛かりやすいやすい資格であると考えられます。なお、試験は2020年3月に新しくバージョンアップされており、参考書などで学習する場合は、新バージョンに対応している教材であるか確認が必要です。

2. AWS認定 SysOps アドミニストレーター – アソシエイト

 アカウント管理、セキュリティや自動化といった、AWSの運用に関する能力を問われます。かなり幅広い範囲で出題され、システム管理者向けの試験となっております。なお、この試験も2021年7月に新しくバージョンアップされており、従来の選択式問題だけでなく、AWS認定資格初のラボ環境を用いるような、より実践的な試験になっています。

3. AWS認定 デベロッパー – アソシエイト

 デプロイ、デバッグ、サーバレスフレームワークなどの構築に関する知識も出題され、AWS上のアプリケーション開発の能力が問われます。AWS上でアプリケーションを開発した経験がある方であれば非常に受かりやすい試験であると考えられます。

2種類のプロフェッショナル資格

 アソシエイトレベルの試験よりも上の段階として、プロフェッショナル試験が用意されています。2021年12月現在、以下の2種類が用意されています。

  1. AWS認定ソリューションアーキテクト – プロフェッショナル
  2. AWS認定 DevOps エンジニア – プロフェッショナル

 いずれも実務経験が2年以上ある担当者を想定して試験問題が作成されています。

 こちらも実務経験がなくても受験は可能です。また、かつてはアソシエイトレベルのAWS認定資格を持っていることが受験の前提条件でしたが、現在は前提条件が撤廃されています。

 受験料は30,000円(税抜)です。プロフェッショナル試験はすべて模擬試験が用意されています。

 アソシエイトレベルとプロフェッショナルレベルの試験の違いは、試験範囲の広さや難易度です。

 アソシエイトレベルの試験は問題文が長くて5行程度ですが、プロフェッショナルレベルの試験は問題文が10行ほどにわたる場合もあります。また、選択肢の長さも長いうえに75問を180分で解かなくてはいけないため、試験時間も非常にぎりぎりになってきます。

加えて、試験に向けた学習を行う上でも困難が伴います。

 このように難易度が上がることに加え、ソリューションアーキテクトプロフェッショナルについての教材は他の認定に比べ、数が限られています。

 そんなプロフェッショナルレベルの試験の内容について、記載していきます。

1. AWS認定ソリューションアーキテクト – プロフェッショナル

 AWS認定ソリューションアーキテクト – アソシエイトの上位として位置づけられている試験です。可用性やコストに加え、大規模なシステムの移行や、オンプレミスとパブリッククラウドの接続といった知識を問われます。

 問題文や選択肢が非常に長く、出題されるAWSのサービスの範囲も非常に広いのが特徴です。

2. AWS認定 DevOps エンジニア – プロフェッショナル

 AWS認定 SysOps アドミニストレーター – アソシエイトおよび、AWS認定 デベロッパー – アソシエイトの上位として位置づけられている試験です。デプロイ、デバッグ、CICDによる継続的なリリース、組織のガバナンス、セキュリティといった幅広い内容の知識を問われます。

 試験の特徴としては、AWS認定ソリューションアーキテクト – プロフェッショナルほど問題文や選択肢は長くないですが、実際のコードやJSONファイルが出題されるなど、運用と開発の両方を経験していないと合格が厳しい内容になっています。

5種類の専門資格

 アソシエイトレベルおよびプロフェショナルレベルの試験とは別に、専門性に関する試験が用意されています。2021年12月現在、以下の5種類が用意されています。

  1. AWS認定高度なネットワーキング – 専門知識
  2. AWS認定セキュリティ – 専門知識
  3. AWSデータ分析 – 専門知識(旧AWS認定ビッグデータ – 専門知識)
  4. AWS認定 機械学習 – 専門知識
  5. AWS認定データベース – 専門知識


 いずれもAWSでの実務経験が2年以上あり、かつ当該の分野で5年以上の経験がある担当者を想定して試験問題が作成されています。

こちらも実務経験がなくても受験は可能です。

 受験料は30,000円(税抜)です。なお、アソシエイトレベルとプロフェッショナルレベルの試験は練習問題集が用意されていますが、専門資格は1部のテストで練習問題集が用意されていません。

 アソシエイトレベルおよびプロフェショナルレベルの試験の違いは、AWSに関する知識以外に、当該の分野に関する深い知識も必要になってくる点です。アソシエイトレベルおよびプロフェショナルレベルでも、ITの基本的な知識は必要になりますが、専門資格では一層深い知識が求められます。

 例えばAWS認定高度なネットワーキング – 専門知識では、WANのルーティング技術であるBGPに関する知識がないと解けない問題が出題されますし、AWSデータ分析 – 専門知識の問題文はHiveやPrestoといった技術について知っておかないと問題文を理解できません。

したがって、受験に向けてはAWSの知識以外にも、一般的なセキュリティ、NW、機械学習、データ分析などの知識が必要になります。

 それではそれぞれどのような試験なのか、内容について記載していきます。

1. AWS認定高度なネットワーキング – 専門知識

 AWSのネットワークアーキテクチャに関する知識、オンプレミスとの接続、ネットワークセキュリティなどの知識が問われます。AWSの知識だけでなく、VPNやBGPといったネットワークの基本的な知識が問われます。

2. AWS認定セキュリティ – 専門知識

 暗号化やAWSのセキュリティサービスに関する知識が問われます。フォレンジックや最小権限の原則といった、セキュリティに関する基本的な知識をもって試験の準備を進めるといいでしょう。また、HTTPSやSSHといった、ネットワークに関する知識も必要です。

3. AWSデータ分析 – 専門知識(旧AWS認定ビッグデータ – 専門知識)

 データ分析に関する知識や、データの保管に関するコスト管理、セキュリティ等の知識が問われます。2020年4月にAWS認定ビッグデータ – 専門知識という試験の名前から変更になりました。

4. AWS認定 機械学習 – 専門知識

 AWSの機械学習関連サービスに関する知識を問われます。AWSの試験ガイドからダウンロードできるサンプル問題を見るとわかりますが、AWS色が非常に薄い試験となっています。また、サンプル問題の解説に論文がリンクされており、合格には機械学習に関する基本的な知識が必要であることがわかります。

5. AWS認定データベース – 専門知識

 AWSのデータベースサービスに関する知識が問われます。2020年4月にリリースされた新しい試験です。AWSはRDBSのほか、NoSQLやキャッシュサービスなど様々なデータベースサービスが提供されているため、それらのユースケースを理解しておく必要があります。

それぞれの難易度

 これまで11種類のAWS認定資格についてその特徴やカバーする領域をお伝えしてきましたが、それぞれの難易度はどのようなものなのでしょうか。

 難易度についてはそれぞれのエンジニアの経験に基づく得意、不得意にもよりますが、

AWSOME DAY VANCOUVER 2019などのAWS公式イベント等で言及があった内容を要約すると以下のようになります。

 ※AWS認定データベース – 専門知識は2020年4月にリリースされた試験であるため、言及しません。

  • 非常に簡単
    • AWS 認定クラウドプラクティショナー
  • 簡単
    • AWS認定 デベロッパー – アソシエイト
  • 標準的
    • AWS認定ソリューションアーキテクト – アソシエイト
    • AWS認定 SysOps アドミニストレーター – アソシエイト
  • 難しい
    • AWS認定セキュリティ – 専門知識
    • AWSデータ分析 – 専門知識
    • AWS認定 機械学習 – 専門知識
    • AWS認定 DevOps エンジニア – プロフェッショナル
  • 異次元に難しい
    • AWS認定高度なネットワーキング – 専門知識
    • AWS認定ソリューションアーキテクト – プロフェッショナル

 特にAWS認定高度なネットワーキング – 専門知識およびAWS認定ソリューションアーキテクト – プロフェッショナルについては問題文の長さや問われている知識の深さなど、非常に難易度が高く、試験時間もギリギリになる試験になっています。

AWS認定資格の勉強方法とは?

 これまで様々なAWS認定資格についてみていきましたが、資格取得に向けて、どのように準備を進めればいいのでしょうか。準備の進め方について記載していきますので参考にしてみてください。

まずは実戦

 AWSの試験では、これまで記載したとおり、実戦的な知識が問われることが多いです。

会社でAWS関連の案件があれば、可能な限り参画してみましょう。また、仕事でAWS関連の案件に従事しなくても、AWSの公式サイトで無料のトレーニングが用意されています。

『AWS 10分間チュートリアル』など無料でハンズオンできますので、試験に向けてやってみると有効です。

AWS認定試験用のアカウントを作成する

 当プログ AWS認定試験を受けるためにはアカウントの作成が必要です。AWS認定試験のサイトからアカウント作成を行います。メールアドレスがあれば作成が可能です。

AWSの公式資料を見る

 各試験において、公式の試験ガイドが用意されています。まずは受験しようとしている試験がどのような範囲で、どのような知識が問われるのかを知っておくことが非常に重要です。

 試験前に熟読しておくことをお勧めします。

公式のサービスガイドを見る

 AWS認定資格では、普段利用しないAWSサービスも出題されます。それらのサービスがどのようなサービスなのか知らないと、問題を解くことは難しいでしょう。

『AWS サービス別資料』と検索すると、AWSの各サービスがまとめられたスライドのリンク集を見ることができます。不明なサービスや、理解があいまいなサービスがあれば、試験前に見ておきましょう。

AWSの公式サンプル問題や練習問題集を解いてみる

 試験のサイトからサンプル問題のPDFファイルをダウンロードすることができます。

分かりやすい解説もついているので、勉強の着手には最適です。また「AWS Certification Official Practice Question Sets」という無料版練習問題集が公開されています。回答直後に不正解の理由を詳しく解説してくれますので、ぜひ試してみましょう。

合格体験記を見る

 AWS試験に向けて、過去の合格者がどのように準備したのか、どのような参考書を利用したのかなど、合格体験記を見て情報収集しておくと効率よく準備ができます。QiitaやClassMethod社のブログに合格体験記が記載されていますので、試験前にぜひ見ておきましょう。

公式/非公式のイベントに参加してみる

 AWS SummitやAWS InnovateといったAWSの公式イベントで試験対策の講演が行われることがあります。AWSの研修を行っている講師から、試験問題の解説や理解しておきたい事柄について説明があるなど、試験対策として非常に有用です。ぜひ参加してみましょう。

 また、AWSでは有料ですが公式の研修も行っています。受講料が20万円程度しますが、プロフェッショナルレベルの試験を受験する際には受験を検討するのもいいでしょう。

 非公式では有識者、経験者によるハンズオンイベントが開催されることもあります。Twitterや各種イベントサイトなどで情報収集を行い、非公式イベントに参加して経験を積むことも試験の準備としては重要です。

書籍を購入してみる

 AWS 認定クラウドプラクティショナーや、AWS認定ソリューションアーキテクト – アソシエイトについては試験合格に向けた日本語の参考書が販売されています。これらの試験を受験する方は、ぜひとも購入を検討してみてください。

 また、試験に限定した書籍でなくても、AWSのアーキテクチャパターンを学べる書籍は数多く出版されています。試験に向けて知識を補強することができますので、自身にあうものを1冊でも購入し、目を通しておくといいでしょう。

オンラインの参考書・練習問題を解いてみる

 以下に挙げるサイトでは解説動画や練習問題集が販売されています。練習問題は最多で500問程度記載されているものもありますので、力試しや問題演習として利用するには最適です。基本的に英語となりますが、Udemyは日本語でのコースがあることを確認しています。

  • Udemy
  • Whizlab
  • LinuxAcademy
  • CloudGuru

試験を申し込み、受験する

 AWS認定試験用のアカウントからを作成し、試験の申し込みをしましょう。テストセンターの空きがあればいつでもスケジューリングすることが可能です。このスケジュールは2回まで変更が可能です。ただし試験開始24時間前はスケジュールの変更が不可になり、試験開始48時間前はスケジュール変更が可能ですが変更料がかかります。

 なお、オンラインでの受験も可能です。ただし、PCのスペックを確認する必要があったり、テストを提供するベンダーによっては日本語が対応していないことがあったりと、注意が必要です。

 また、受験時には顔写真付きの身分証明書(免許証やパスポートなど)と、顔写真なしの身分証明書(健康保険証など)の2種類が必要です。とくに顔写真付きの身分証明書を忘れてしまうと受験は不可能で不合格扱いとなります。試験場に向かう前にダブルチェックを行いましょう。

まとめ

 AWSはじめとしたクラウドサービスは、ニーズの増加傾向から、今後エンジニアにとって避けては通れないツールとなっていくと予想されます。そのなかでもAWSはクラウドサービスシェア1位で、AWSの認定資格の重要性はますます増えていくことでしょう。

 AWS認定資格は非常に種類が多く、中には難易度が高いものもあります。しかしながら、取得に向けて勉強することはAWSの知識を得るために非常に有用です。また、資格を取得すると自身のステップアップや会社の利益につながります。 この記事を読んで興味がなかった、分からなかった方には受験を検討していただければ嬉しいです。また、すでに受験を検討されていた皆さんには参考となれば幸いです。
 十分な情報収集を行い、万全の対策で試験に備えてください。

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AWSの勉強方法に入る、その前におさらい

AWSとは?

Amazonが子会社を通して提供するAWS(Amazon Web Services)のことです。AWSは2006年からサービス提供が開始されたクラウドサービス(※)の一種で、現在世界190か国以上で利用されています。

※クラウドサービス

 インターネットなどを経由してITリソースを活用できるサービス全般のことを指します。例えば、自社でサーバーを作る際には筐体やケーブル、冷却装置、サーバーを設置するスペースや施設など…物理的な設備を準備する必要があります。一方でクラウドサーバーを利用すると、インターネットなどの回線を用意すれば数クリック・数分でネットワーク上にサーバーを作ることができるのです。

 クラウドサービスはクラウドコンピューティングサービスともほぼ同義で、単にクラウドとも呼ばれます。本ブログではクラウドサービスで統一したいと思います。

 近年クラウドサービスを利用してシステムを開発・運用する企業は増えてきています。利用されるクラウドサービスの例としては、AWSの他、Micrsoft社のAzureやGoogle社のGoogle Cloud Platformなどがあります。

AWSでできることとは?

 AWSでは数クリックでサーバーやデータベースといった基本的なインフラサービスを構築・利用できます。DNSサービスやロードバランサー、リポジトリツールといった、Webアプリケーションの構築に必要な機能はほとんどサービスとして利用が可能です。

 そのほかにも機械学習、IoT(Internet of Things)、量子コンピュータ、人工衛星、5G通信など、様々な最先端のサービスも利用できます。

 このように幅広い機能を提供しているAWSを利用すると、最先端な技術を駆使した競争力のあるシステムを迅速に開発・世の中にリリースすることができます。そのためAWSは世界的に導入・活用を検討する組織が増えており、このトレンドに伴ってAWSを扱う開発者のニーズも高まってきています。

 次の章ではどのようにしてAWSの知識を習得し、使いこなせるようになるかをご説明していきます。

AWSの知識習得にむけて

 AWSの知識習得には2つの手段があります。

 1つ目は、実践を積むことです。AWSでのシステム開発案件に参加すればAWSでのシステム開発について知識を身につけることができるでしょう。また、AWSには無料枠がありますので、個人でAWSアカウントを開設し様々なサービスを試すこともできます。開発案件に参加するにもハードルがありますので、個人アカウントで勉強することも一つの手と言えるでしょう。

 2つ目は、AWSの認定資格を得る方法です。AWSの認定資格は何か? 実践的な知識は身につくのか? 以降、前編後編にわたって「AWS認定資格とは何かから認定の種類、難易度、勉強方法までお伝えしていきます。

AWSの認定資格とは?

エンジニアがAWS認定資格を取得すると、どのようなメリットがあるのでしょうか。メリットを列挙していきます。

1. AWS関連のスキルを保有していることの証明

 AWSの認定資格を持っていると、AWS関連のスキルを保有していることを客観的に証明できます。したがって社内での発言力や就職・転職活動に有利になります。例えば、AWS認定資格のうち『AWS認定ソリューションアーキテクト – アソシエイト』は、アメリカのグローバルナレッジ社の調査によると、2020年度の調査結果では2番目に稼げるIT資格として挙げられていました。このことから、世の中で非常にニーズが高い資格であることがわかります。
※参考:https://www.globalknowledge.com/us-en/resources/resource-library/articles/top-cloud-certifications/

2. AWSイベントにおける優遇

 AWSが行っている『AWS Summit』や『re:Invent』といったイベントに参加した時点でAWSの認定資格を保有していると、認定者専用ラウンジを利用することができます。認定者専用ラウンジTシャツや扇子のような記念品がもらえるほか、軽食や電源を利用することができるので、イベントをより楽しむことができます。

3. 次のAWS認定試験取得の優待

 AWSの認定試験は2021年12月現在11種類あり、全ての試験を受験すると金額面でも負担がかかります。しかし1つのAWSの認定試験に合格すると、次の試験受験時に利用できる試験料半額クーポンを得ることができます。また、AWS公式の模擬試験についても、無料で受験するクーポンを得ることができます。したがって、一度合格すると次のAWS認定試験を受験する際はお得に受験できるようになります。

会社がAWS認定資格取得を奨励するメリット

AWS認定資格を取得しメリットを得られるのは個人だけではありません。会社としてAWS認定資格を社員に取得奨励するメリットがあります。

 AWSでは『パートナー制度』と呼ばれる制度があり、AWSを構築・運用できる会社としてAWSに認定を受けることができます。パートナーとして会社が認められる条件は複数ありますが、会社内にAWS認定資格を持つ社員がいることも条件の一つです。パートナーになると、以下のような特典を受けることができます。

1. AWSのWebサイト上で会社の紹介ページが作成される

 AWSパートナーとしてAWSのWebサイトに会社紹介を掲載できます。AWS関連の案件を獲得する際は非常に有利になります。

2. パートナー向けトレーニングサイトの利用

 社員のさらなるスキル向上に向けて、パートナー専用のトレーニングサイトが利用できるようになります。大半のWeb動画は無料となっているため、コストなしで社員のスキルアップが可能になっています。

3. AWSの利用料割引

 会社でAWSを利用している場合、3%程度の割引を受けることができます。割引率は小さいかもしれませんが、直接コストダウンにつなげることができます。

4. AWSのリセール契約

 AWSをリセールし、利益を得る契約を結ぶことができるようになります。

5. イベント等への優先申し込みコードの紹介

 AWS Summitなどのイベントは、先着申し込みで人気の講演がすぐに満席になってしまうことがあります。しかしながらAWSパートナーであれば優先申し込みコードの紹介があり、一般申し込みよりも先に申し込みを行うことが可能です。

 このように、AWSのパートナーとして認定されることは会社の利益につながります。社員にAWS認定資格の取得を推進することは大きなメリットがあると言えるでしょう。

実戦では役に立つの?

 よく「IT系の資格試験は実戦では役に立たない」と言われることがあります。

しかしながら、AWSの認定資格は実戦に非常に役に立つ資格です。理由は次の通りです。

1. AWS認定資格は有効期限がある

 AWS認定資格には3年の有効期限があります。この背景にはAWSのサービスアップデートの回数の多さがあります。例えば、2019年11月-12月の2か月間で行われたサービスのアップデートや、紹介された新サービスの数は合わせて200以上にも上ります。短期間で頻繁にアップデートされるため、AWS認定資格には有効期限が設けられており、資格取得者であってもこれらのアップデートをキャッチアップするために勉強をし続けなければいけません。

2. 問題でユースケースを学べる

 AWSの認定試験は、架空のユースケースが記載されていてそのユースケースに対してどのように対応を行うべきか、といった形式で出題されます。例えば『AWS認定ソリューションアーキテクト – アソシエイト』の場合は、出題数が65問あります。これは、単純に考えて1回試験を受験するごとに65ものユースケースを知ることができるということです。これらのユースケースは実際の設計時や開発現場においても参考になりえます。試験勉強中に実践的な学習をしていくことができるのです。

3. 具体的なコマンドやコードが出題される

 AWS認定試験の問題文中には具体的なコマンドやコードが出題されます。例えば「権限設定用のJSONファイルが『xxx』という設定だと、ユーザーに許可されているアクションは何ですか」といった問題です。これらの知識はそのまま実戦での開発やレビューに役に立ちます。

4. 多くのサービスを網羅的に学ぶことができる

 AWSでユーザーが利用できるサービスは200を超えています。システムの設計・開発時に200を超えるサービスから最適なソリューションを選び、活用するのは非常に困難を伴います。なぜなら、そもそもどのようなサービスがあるか、サービスの概要とユースケースは、制約次項などは…といったサービスの概要や特性を把握をしておく必要があるからです。AWSの案件に参画し、利用するサービスを習得するということも大切ですが、網羅的にサービスを把握しておくということも新しい事業やサービスを企画する際には肝要です。その点AWS認定試験にむけた勉強においては、数多くのサービスの概要やユースケースの知識を身につけることができるでしょう。

前編まとめ

 ここまでAWSの概要と、AWSを学ぶために資格試験が有効であること、その理由をお伝えしてきました。AWSというサービスがただ提供されているだけでなく、ユーザーがよりよく活用できるために資格試験という形でサポートがされているということがお分かりいただけでしょうか。

 次の後編では資格試験がどのような難易度で、どのような知識領域をそれぞれカバーしているのか、勉強方法についてをお伝えしていきます。

AWS活用には認定資格取得が一番の近道? 資格の全体像と学習方法大解剖 – 後編

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AWS Organizationsとは?概要とメリットを解説 https://www.skyarch.net/column/aws-organizations/?utm_source=rss&utm_medium=rss&utm_campaign=aws-organizations Fri, 28 Jan 2022 05:31:29 +0000 https://www.skyarch.net/column/?p=4476 AWS Organizationsの概要 AWS Organizationsとは、AWSを利用している組織単位でのアカウント管理を行えるサービスです。AWS Organizationsを利用することで、組織内にある複数の […]

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AWS Organizationsの概要

AWS Organizationsとは、AWSを利用している組織単位でのアカウント管理を行えるサービスです。AWS Organizationsを利用することで、組織内にある複数のアカウントを一元的な管理が可能になります。

従来ではAWSアカウントを作成する際は電話認証などの対応が必要でしたが、それらの対応が不要になり、APIから新規アカウントを作成する形になります。また作成したアカウントもこれまで利用していたAWSアカウントと同じようにAWS Organizationsで一元管理ができます。

組織でAWSを利用する場合はアカウントが1つではなく、自社に在中しているエンジニアの分だけや、社員数の分だけ作成していることも多いでしょう。またAWSは日々、アップデートを繰り返しているため、新規サービスを利用する際などにも新規でアカウントを作成する場合もあるでしょう。

そのため自社内には複数のAWSアカウントが存在していることが多く、AWSアカウントを個別に管理してしまうと、管理が複雑になってしまいます。管理が煩雑になってしまい、無駄なアカウントを新規で作成してしまう、どのアカウントを利用して良いかわからなくなってしまうなどの恐れもあるでしょう。

また本番環境でのアカウントや仮想環境でのアカウントを分けている企業も多いでしょう。AWS Organizationsではアカウントを一元管理することも、アカウント毎の管理もでき、各アカウントの利用状況も確認ができます。自社保有のアカウントを効率的に運用管理するために、AWS Organizationsはとても有効です。

AWS Organizationsのメリット

AWS Organizationsのメリットはなんと言っても、複数所有しているAWSアカウントを一元的に管理できることです。

具体的にはAWS Organizationsを利用して、AWSアカウントをグループ化、そこからポリシーを作成し適用させます。ポリシーを適用させることで、アカウント毎に利用できるサービスを制限することが可能です。またAWS Organizationsにはサービスコントロールポリシーという機能があり、アカウント毎にAWSサービスへのアクセスをコントロールすることもできます。

こうしたアカウント制御などの機能は個別管理で行ってしまうと、非常に煩雑になってしまうことが欠点でした。しかしAWS Organizationsを活用することで、効率的に運用が可能になります。

またAWS Organizationsを利用することで、新規アカウントの作成が自動化できます。GUIをはじめとして、CLIなどでもAWSアカウントの作成が可能です。自社のシステム環境に合わせて、アカウントを使い分けることができるでしょう。

AWS Organizationsでは各アカウントを効率的に管理できることに加え、利用しているリソースを連携させることで可視化が可能です。AWS Backupのバックアップ要件をモニタリング、AWS Control Towerを利用した際のセキュリティ監査を行うなどが一元的に可能になります。

これらの機能を要しているAWS Organizationsですが、追加料金は不要です。AWSアカウントを所持していれば利用できるのも嬉しい点です。

まとめ

AWS Organizationsを利用することで、自社で利用している複数アカウントに加え、セキュリティポリシーなども一元的に管理が可能になります。そのため煩雑になりやすい、運用管理の手間を省くことができるでしょう。

また新規アカウントの作成も容易にできるようになるため、自社のシステム環境に合わせて柔軟な対応も可能になります。AWS Organizationsを利用することで、スムーズなアカウント管理を実現できるでしょう。

▼参考資料
AWS Organizations

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Amazon FSx for Windows File Serverとは?概要とメリットを解説 https://www.skyarch.net/column/amazon-fsx-for-windows-file-server/?utm_source=rss&utm_medium=rss&utm_campaign=amazon-fsx-for-windows-file-server Fri, 28 Jan 2022 05:26:25 +0000 https://www.skyarch.net/column/?p=4557 Amazon FSx for Windows File Serverの概要 Amazon FSx for Windows File Serverとは、Amazon社が提供するMicrosoft Windowsファイルシス […]

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Amazon FSx for Windows File Serverの概要

Amazon FSx for Windows File Serverとは、Amazon社が提供するMicrosoft Windowsファイルシステムで完全マネージド型のファイルストレージサービスです。

マネージド型のファイルストレージサービスのため、ユーザー側がOSなどの管理をする必要がなく、担当者の業務負担を軽減できます。

Amazon FSx for Windows File Serverを構築すると、ファイルシステムが作成されるとともに運用作業である、パッチの適用、バックアップなども自動化されます。ほとんどの設定をAWS側で行うのは大きな特徴です。

Amazon FSx for Windows File Serveはfor Windowsという名の通り、Windowsとの互換性や親和性は非常に高いです。親和性が高い理由は、構築基盤がネイティブなMicrosoft Windows ファイルシステムであるからです。サーバーOSはWindows Server 2008以降に対応、クライアントOSはWindows 7以降に対応しています。

Amazon FSx for Windows File Serverのメリット

Amazon FSx for Windows File Serverのメリットは、下記の通りです。

  • 導入が容易に可能
  • コストの削減につながる

導入が容易に可能

Amazon FSx for Windows File ServerはWEBコンソールから導入するため、オンプレミスサーバーなどを用意する必要がありません。またその他にも、OSなどのインストール作業や設定作業、ファイルシステムの構築はAWS側で自動設定になるので、導入の手間がかかりません。

一方でAWSの新規利用の場合や複数拠点を接続する場合は、時間が少々かかるので余裕を持った計画が必要です。

コストの削減につながる

Amazon FSx for Windows File Serverは、利用するストレージからバックアップ容量で利用料金を決定します。費用内には基本のOSライセンス料金などが含まれているため、Amazon FSx for Windows File Serveを利用するのにOPの追加購入などは必要ありません。

まとめ

Amazon FSx for Windows File Serverを導入することで、簡単に完全マネージド型のファイルストレージサービスを利用できます。導入が容易なことに加え、管理の負担も軽減されるため、担当者の業務負担が減ることにもつながります。

Windowsとの親和性も非常に高いので、導入後もスムーズに操作、運用ができるでしょう。ぜひAmazon FSx for Windows File Serverを導入してみてください。

▼参考資料

Amazon FSx for Windows File Server

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AWS Storage Gatewayとは?概要とメリットを解説 https://www.skyarch.net/column/aws-storage-gateway/?utm_source=rss&utm_medium=rss&utm_campaign=aws-storage-gateway Fri, 28 Jan 2022 05:25:49 +0000 https://www.skyarch.net/column/?p=4568 AWS Storage Gatewayの概要 AWS Storage Gatewayとは、AWSが提供しているクラウド型のオンラインストレージサービスです。AWS Storage Gatewayを活用することで、既存のオ […]

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AWS Storage Gatewayの概要

AWS Storage Gatewayとは、AWSが提供しているクラウド型のオンラインストレージサービスです。AWS Storage Gatewayを活用することで、既存のオンプレミス環境とAWSクラウドを接続するハイブリットなクラウドストレージを利用できます。

具体的にはオンプレミスにあるデータをクラウド上のストレージに置くことが可能です。AWS Storage Gatewayを通してデータをクラウド上に置くことで、データのバックアップができ、災害が起こった時に迅速な復旧が可能になります。

利用するゲートウェイはAmazon S3ファイルゲートウェイ、Amazon FSxファイルゲートウェイ、テープゲートウェイ、ボリュームゲートウェイの4つです。ユーザー側は保管する際にデータをストレージゲートウェイに書き込むだけで、クラウドへの保管が完了するため、直接クラウドにデータを書き込むよりも早くデータの保管が可能です。

AWS Storage Gatewayのメリット

AWS Storage Gatewayのメリットは、下記の通りです。

  • 安全性が非常に高い
  • 転送方法が最適化され、遅延が少ない

安全性が非常に高い

AWS Storage Gatewayは、安全性が非常に高いのが特徴です。なぜならユーザーが書き込んだデータ、転送したデータはすべて暗号化されるからです。

データが暗号化されて保護されため、安全性が高い管理が可能になります。また保護されているデータは常に最新の状態に保たれるため、管理者が更新作業を行わなくても安全性が担保されます。

転送方法が最適化され、遅延が少ない

AWS Storage Gatewayでは「圧縮」「暗号化」「帯域幅」を管理することで、転送速度を早める、回線負荷を減らすなどのコントロールができます。

またAWS Storage Gatewayではネットワークの遅延が少ないこともメリットです。なぜならデータ転送時に変更されたデータのみをクラウド上に書き込むからです。通信を行うデータ量が減るため、ネットワーク遅延が少なくなります。そのため低レイテンシーが実現できます。

まとめ

AWS Storage Gatewayを活用することで、オンプレミス環境のデータとクラウド上に保管するストレージデータをシームレスに利用ができます。安全性が非常に高いため安心して活用できるのも大きな特徴です。

自社の利用用途に合わせて機能やストレージサービスを組み合わせることで、活用の幅は広がっていくでしょう。AWS Storage Gatewayの機能を賢く活用することで、自社に合った運用をしてみてください。

▼参考資料

AWS Storage Gateway

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AWS Backupとは?概要とメリットを解説 https://www.skyarch.net/column/aws-backup/?utm_source=rss&utm_medium=rss&utm_campaign=aws-backup Fri, 28 Jan 2022 05:25:13 +0000 https://www.skyarch.net/column/?p=4563 AWS Backupの概要 AWS BackupとはAWSサービスのひとつで、完全マネージド型のバックアップサービスです。 AWS Backupを利用することで、現在使用しているAWSサービスのバックアップの一元化や自動 […]

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AWS Backupの概要

AWS BackupとはAWSサービスのひとつで、完全マネージド型のバックアップサービスです。

AWS Backupを利用することで、現在使用しているAWSサービスのバックアップの一元化や自動化をしてくれます。加えてAmazon DynamoDB テーブルやAmazon EFS ファイルシステム、Amazon EC2 インスタンスなど、多数のAWSリソースに対してバックアップアクティビティの監視ができます。

これらは完全マネージド型のバックアップサービスのため、バックアップタスクが自動的に運用がされます。そのためAWS Backupを運用する際に手動でプロセスを設定する、ひとつひとつバックアップを取るなどの、運用上において管理の手間がかかるということがありません。

またAWS Backupの設定は管理コンソールの該当箇所を数回クリックするだけで、設定が可能です。バックアップスケジュールからバックアップポリシーまでを簡単に設定できます。そのためAWS Backupを利用することで、担当者の業務負担軽減につながります。

AWS Backupでバックアップポリシーを設定できるということは、バックアップの監査も行えるということです。バックアップアクティビティログが一括で表示されるため、監査に手間がかかりません。またこれらのバックアップデータは、送信時や保管時にそれぞれ暗号化されるためデータを安全に保護されます。そのため安全なデータ保管が可能です。

AWS Backupの料金設定は従量課金制のため、利用したストレージ容量に合わせて請求されます。これらもコスト管理の面から調整しやすいなどのメリットがあるでしょう。

AWS Backupのメリット

AWS Backupのメリットは、下記の通りです。

  • AWSサービスのバックアップの一元管理が可能
  • バックアップコンプライアンスの向上
  • 低コストでセキュリティ強化

AWSサービスのバックアップの一元管理が可能

AWS Backupの最大のメリットが、AWSサービスのバックアップの一元管理が可能なことです。AWSリソース全体のバックアップが可能なことに加え、オンプレミスで管理しているデータのバックアップも可能です。

AWS Backupではこれらを一元的に管理できるため、管理工数を減らすことができます。またAWS Backupの管理方法や操作は非常にシンプルなため、担当者の業務効率化につながります。

h3:バックアップコンプライアンスの向上

AWS Backupではバックアップポリシーの設定を行い、その設定に基づいてバックアップを行なっていきます。設定するバックアップポリシーは自社内の要件や規制要件に基づいて設定できるため、自社に合ったものを設定できます。

設定したバックアップポリシーに基づいて運用していくため、暗号化からログ管理などを適切に行うことができ、バックアップコンプライアンスの向上につながります。

低コストでセキュリティ強化

AWS Backupは低コストでの運用が可能です。AWSサービスのため初期導入費用が不要なことに加え、オンプレミスサーバーなども不要です。そのため運用コストが低コストになります。

低コストにも関わらずバックアップデータを暗号化して保存、AWS Identity and Access Managementと併用してアクセス権限を管理できるなど、セキュリティの強化にもつながります。

まとめ

AWS Backupを活用することで、AWSリソースのバックアップが手軽に簡単に行えるようになります。自社のセキュリティポリシーに合った運用が可能で、一度設定を行えば残りは自動的にバックアップを保存してくれるので、担当者の負担軽減や業務効率化につながっていきます。

フルマネージド型のバックアップサービスのため、管理の手間も必要ありません。AWSサービスを利用しているのであれば、低コストで一元的にバックアップ管理が行えるAWS Backupをぜひ活用してみてください。

▼参考資料

AWS Backup

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Amazon S3 Glacierとは?概要とメリットを解説 https://www.skyarch.net/column/amazon-s3-glacier/?utm_source=rss&utm_medium=rss&utm_campaign=amazon-s3-glacier Fri, 28 Jan 2022 05:24:20 +0000 https://www.skyarch.net/column/?p=4559 Amazon S3 Glacierの概要 Amazon S3 Glacierとは、AWSで利用ができるクラウド型のAmazon S3を活用したオブジェクトストレージサービスです。オブジェクトストレージとはファイルなどの単 […]

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Amazon S3 Glacierの概要

Amazon S3 Glacierとは、AWSで利用ができるクラウド型のAmazon S3を活用したオブジェクトストレージサービスです。オブジェクトストレージとはファイルなどの単位ごとにデータの出し入れが可能なストレージで、Amazon S3 Glacierではこのストレージ機能を掲載しています。

Amazon S3 Glacierで活用されているAmazon S3は即時の出し入れが可能で、極めて安価なことが特徴です。またGlacierとは日本語で「氷河」という意味のため、ファイルを長期的に保存することに向いています。

Amazon S3 Glacierは高い耐久性を誇っており、99.999999999%(イレブンナイン)で設定をされています。また3つのアベイラビリティゾーンに分散される設計のため、高い冗長化機能も有しています。

加えて保存したデータは複数のデバイスに保存されるのも特徴です。これらもAmazon S3 Glacierの耐久性を高める一因となっています。

Amazon S3 Glacierのメリット

Amazon S3 Glacierのメリットは、下記の通りです。

  • アーカイブ基盤の構築が容易
  • 低コストで高い耐久性を実現

アーカイブ基盤の構築が容易

Amazon S3 GlacierはAWSのサービスのため、データを保存するアーカイブ基盤が簡単に構築できます。従来であればテープストレージを活用した保存方法が主流でしたが、テープストレージでの保存の構築には設計から管理を含めた運用まで、多くの時間とコストがかかっていました。

Amazon S3 Glacierではサービスを開始するだけで、これらの時間とコストがかかることなく、すぐさま構築できます。

低コストで高い耐久性を実現

Amazon S3 Glacierは、非常に低コストで運用ができます。Amazon S3 Glacierは0.005USD/GB、Amazon S3 Glacier Deep Archiveは0.002USD/GBと1GBあたりのコストが非常に低く設定されています。また従量課金制のため、コストが計算しやすいのもメリットです。

これらの価格帯で高い耐久性を持ったストレージサービスを利用できます。

まとめ

Amazon S3 Glacierを活用することで、自社に残っているあまり利用頻度の高くないデータを長期的に安全に保管することに向いています。99.999999999%の耐久性と3つのアベイラビリティゾーンを活かした設計のため、企業で利用するストレージの有効活用にもなるでしょう。

AWSサービスを利用しているのであれば、他サービスと連携できることに加え、データ管理の手段として非常に有効です。そのため自社のデータ管理のひとつとして検討してみてください。

▼参考資料

Amazon S3 Glacier と S3 Glacier Deep Archive

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CloudEndure Disaster Recoveryとは?概要とメリットを解説 https://www.skyarch.net/column/cloudendure-disaster-recovery/?utm_source=rss&utm_medium=rss&utm_campaign=cloudendure-disaster-recovery Fri, 28 Jan 2022 05:23:22 +0000 https://www.skyarch.net/column/?p=4577 CloudEndure Disaster Recoveryの概要 CloudEndure Disaster Recoveryとは、Amazon社が提供している災害対策に特化したクラウドサービスです。具体的にはオンプレミス […]

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CloudEndure Disaster Recoveryの概要

CloudEndure Disaster Recoveryとは、Amazon社が提供している災害対策に特化したクラウドサービスです。具体的にはオンプレミスサーバーからクラウドへの移行、クラウド間でのデータ移行が高速にできます。そのため障害発生やシステムの破損などが起こった際に被害を最小限に抑えることができるとともに、早期に復旧が可能です。

また災害発生時でも発生前のデータで即座に事業が再開できるので、事業停止を最小限に抑えられ、継続できます。

CloudEndure Disaster Recoveryのメリット

CloudEndure Disaster Recoveryのメリットは、なんと言っても災害発生時に事業の停止を最小限に抑え事業継続がすぐにできることです。CloudEndure Disaster Recoveryでは非同期的で継続的なレプリケーションが行われているため、数分やミリ単位での復旧が可能です。

そのため目標復旧時点を実現できる可能性が高く、データの損失はすぐに把握できます。また目標復旧時点をすぐに実現できることは、CloudEndure Disaster Recoveryの信頼性を高めていると言えるでしょう。

まとめ

CloudEndure Disaster Recoveryを活用することで、想定外の災害が起こったとしても自社のデータへの被害を最小限に抑えることが可能です。

また、容易に災害対策ができるCloudEndure Disaster Recoveryは魅力的であると言えます。ぜひ導入の検討をしてみてください。

▼参考資料

AWS Elastic Disaster Recovery

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Azure Stack HCIとは?概要とメリットを解説 https://www.skyarch.net/column/azure-stack-hci/?utm_source=rss&utm_medium=rss&utm_campaign=azure-stack-hci Fri, 28 Jan 2022 05:18:51 +0000 https://www.skyarch.net/column/?p=4582 Azure Stack HCIの概要 Azure Stack HCIを使うことにより、ハイブリッドで使い慣れたハイパーコンバージドインフラストラクチャ上で運用環境のワークロードを実行することができます。Azureのサービ […]

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Azure Stack HCIの概要

Azure Stack HCIを使うことにより、ハイブリッドで使い慣れたハイパーコンバージドインフラストラクチャ上で運用環境のワークロードを実行することができます。Azureのサービスを、データセンターやリモートオフィスなどどんな環境においても利用できるため、業務効率化につなげられます。

またハイブリッドアプリやエッジ コンピューティングアプリを構築からデプロイ、実行まで行うことができます。エッジコンピューティングのワークロードを実行することにより、エッジでの機械学習やAzureマネージドアプライアンスを使っての分析などさまざまなことに利用できます。

Azure Stack HCIのメリット

Azure Stack HCIには、以下のようなメリットがあります。

  • データセンターの最新化
  • オンプレミスでクラウドサービスを利用可能

データセンターの最新化

ハイブリッドおよびハイパーコンバージド ソリューションを使うことにより、仮想ホストを最新化することができます。

オンプレミスでクラウドサービスを利用可能

クラウドネイティブアプリと接続がされていない状況であっても、独自の自律型プライベート クラウドを実行できるためオンプレミスでクラウドサービスを利用することができます。

▼参考資料

Azure Stack HCI-Azure

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Azure Stack Hubとは?概要とメリットを解説 https://www.skyarch.net/column/azure-stack-hub/?utm_source=rss&utm_medium=rss&utm_campaign=azure-stack-hub Fri, 28 Jan 2022 05:18:05 +0000 https://www.skyarch.net/column/?p=4584 Azure Stack Hubの概要 Azure Stack Hubは統合ハードウェアシステムとして販売され、ソフトウェアは検証済みのハードウェアに事前インストールされています。オンプレミス環境においてアプリを実行するこ […]

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Azure Stack Hubの概要

Azure Stack Hubは統合ハードウェアシステムとして販売され、ソフトウェアは検証済みのハードウェアに事前インストールされています。オンプレミス環境においてアプリを実行することにより、Azure サービスを利用することができるようになります。

Azure Stack Hubはオフライン環境においても、一貫したエクスペリエンスやアプリモデルを利用することにより、Azure と Azure Stack Hubの間で簡単にデータを転送することができます。

Azureのサービスやコンテナ―などを利用することにより、すでにあるアプリの更新や新しいアプリの構築をすることができます。

Azure Stack Hubのメリット

Azure Stack Hubには、以下のようなメリットがあります。

  • 規制に対応
  • サポート

規制に対応

コードの変更は不要で、さらにさまざまな規制やポリシーの要件を満たすことができるため、グローバルな監査や外国為替取引が必要なオンラインゲームも利用できます。

サポ―ト

Microsoft の統合システム パートナーやサービス プロバイダーなどのサポートを受けることができます。必要な時に必要な場所から連携が可能です。

▼参考資料

Azure Stack Hub-Azure

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Security Centerとは?概要とメリットを解説 https://www.skyarch.net/column/security-center/?utm_source=rss&utm_medium=rss&utm_campaign=security-center Fri, 28 Jan 2022 05:17:38 +0000 https://www.skyarch.net/column/?p=4580 Security Centerの概要 Security Centerは、セキュリティ管理を統合しAdvanced Threat Protectionをハイブリッドクラウドワークロード間で有効化します。 Azureシリーズ […]

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Security Centerの概要

Security Centerは、セキュリティ管理を統合しAdvanced Threat Protectionをハイブリッドクラウドワークロード間で有効化します。

AzureシリーズはMicrosoft社によってインフラストラクチャ、操作上のさまざまなコントロールをすることによりセキュリティ強化をしています。Security Centerを有効にすることにより、クラウドセキュリティ体制をさらに強化し、ハイブリッドクラウドワークロードを保護しています。

Security Centerはサーバー、ストレージ、SQLなどAzureやオンプレミス、クラウドなどで実行されているものすべてのセキュリティ状態を常に確認し評価をします。

Security Centerのメリット

Security Centerには、以下のようなメリットがあります。

  • 分析とレポート
  • セキュリティ管理の効率化

分析とレポート

サーバー、ストレージ、SQLなどのセキュリティ状態を分析しレポートを取得することができるのでコンプライアンスにも役立ちます。

セキュリティ管理の効率化

セキュリティ管理を自動化することにより、セキュリティ管理の効率化をすることができます。

▼参考資料

Security Center-Azure

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